直撃?

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木曜日の夜勤でのこと。
2時ごろを過ぎプレスのダイセットを分解組み付けの真っ最中、それは突然やってきた。
急に力が入らなくなり、トランスファービームに倒れこむ。
寒々とした工場の中で、急に体中から汗が吹き出てくる。
まるで、真夏の鍛造工場にいるように、猛烈な勢いでびしょ濡れに、、
汗で濡れていくダイセットを見て、慌てて離れる。
ダイセットを錆びさせるわけにはいかない、まだ考える余裕がこのときはあった。
ヘルメットを外し、シャツを脱ぎ、クリーニーングウエスで体を拭く。
ひとしきり汗が続く事10分くらいだろうか、ゴミ箱へ走り出し、抱え込む。
・・・・・・
汗をかいている間は大丈夫だったのに急に気持ち悪くなる。
そして、今度は急激な寒気が、、、。
あわてて、現場に用意してある着替えのシャツに、冬用の作業着を着込む。

鍛造工場では、暖房ないけど冬服で作業している人はいない。
たまに、無能な間接部門の連中がコートとか着て入ってくるけど、なんでシャツで作業するのはダメでコートを着込むのは許されてるのか、いまでも不思議だ。

ボンデが材料の切り替えのサイレンを鳴らしている。
プレスの材料も切れそうだし、ショットにも投入しないといけない。
もうろうとした頭でなんとかフォークリフトに乗り、作業する。
旋回するたびに、頭がぐるぐる回る。頭をまっすぐにしていられない。
これは、ダメだな。
ショットの材料を制限する。朝にはモリブデンが固まって、また試運転しなければいけないが、こうすれば後2時間はボンデの切り替えだけですむ。
もう、今日はフォークリフト乗れないだろうから仕方ない。
そして、機械の前で横たわる。
なんとか、朝まで持ってくれ。。
・・・・・・・・・
朝6時、すぐ組長が来る。
ここまでだ。
これ以上遅くなると、帰りが渋滞で運転できたもんじゃない。
無能な夜勤責任者は無視して、帰宅する。
もう出るものないのに、3回ほど吐きつつも部屋に辿り着き布団にもぐりこむ。

そして
金曜日の夕方6時、何とか布団から這い上がり、途中のスーパーでリポビタンDを1ケースとバナナとフルーツゼリーと葡萄ジュースを買って、会社へ向かう。
かなりふらふらするけど、昨日ほど気持ち悪くない。
とりあえず、リポDを2本飲み干し、仕事前にもう1本。
後は気力で乗り切る。

なんとか、仕事を終わらせ10時頃部屋に着く。
昼からデンパークで鶴田先生のフォトツアーあったなーって分かっていても、もう体が動かない。
ゆっくりお休みしてました。

今になってなんだけど、これってインフルエンザなの?
だとしたら誰にうつされたんだ?
会社では、ほとんど人に会わないし?
そうすると、スーパーで買い物している時しかないな。
もしかして、別のおかしな病気かなーー。
でも、今はかなりよくなった。