写真家。。

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昨日のゼミで写真家の定義というのを、聞かされた。
そのものの、あり方、歴史を徹底的に勉強して、初めて撮影する。
そういうことを知っていることで、撮るべきものが見えてくる。

詫間先生の言っていることはすごくよく分かる。
確かに、ただあるものを写すより、そのものの素性を知ることで、撮り方も違ってくるだろうし、知っている人が見たときに、そういうことなんだと納得もいく。
ただ、そういった写真って、図鑑写真と同じになってしまわないのかな。
確かに歴史とか、文化の移り変わりを表現する事は大事だと思うけど、
そういうことに、こだわりすぎては、ハッとする写真にはならないと思う。
写真を見る人は、歴史を知りたいんじゃないし、歴史家に見せる為に撮影しているわけでもない。
今日までデンパークでやっている、写真展。
グランプリのようあひるさんの写真にしても、準グランプリのkanonさんの作品にしても、別に歴史を感じるわけでもない、でもハッとさせる素晴しい写真だと思うし、大きく飾って眺めていたいと思う。
僕は歴史家の人や写真家が喜ぶ写真よりも、僕達一般人が見て、ハッとする写真の方がやっぱり好きだし、これからも撮っていきたいと思う。
だって、僕はもともと、写真が好きで始めたんじゃなくて、リバーサルの目に飛び込んでくる感覚が好きで撮っていたんだからね。
先生には、まだまだ若いなって、ばかにされるけど、そんなもん歳とってから分かればいいなっ。