見ちゃいけないもの。。

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あー。今日はいいものを見せてもらった。。
それは今日のこと残業一時間で仕事を終われたので、いつものカメラのキタムラへ、
お店でカメラについてあれこれ話していると、要注意人物が表れた、、、
ふらふらーっと近寄ってポジを見せてもらう、、、なんだ??この絞りは?
そこには、今まで見た事の無い形の点光源のボケが見えた。
描写も広角、標準ではキレがあり、バリバリのコントラスト(僕にはあわないけど、、)、望遠はしっとりとした描写でボケ具合も抜群(これはいい!!)
何でも古ーいカメラらしく、今までレンズだけ持っていたんだけど、そのレンズがつくボディーがやっと手に入ったんだそうだ。
しかも、数あるカメラを押しのけて、一番の宝物だそうだ。
僕の知る限り、ハッセルはもちろん、ローライ、ライカのものすごいラインナップがあるはずなのに、、、どんなカメラなのっーーみせてみせて!!
ということで、見せてもらってまたびっくり。
うわっすげーかっこいい!!!!!??なんとなくフォクトレンダーのSLに似てるなー?
何?このレンズ??
ツアイスイコン?コンタレックス?ええっ一眼のツアイスイコンってあったんだー。
えっなになに、今のフォクトレンダーのレンズは、こいつのコピーだって。
フォクトレンダーとツアイスって昔からつながりがあったのね、
でも、今のフォクトレンダーのレンズより使いやすいし、見た目も作りもかっこいい!
そして凄いのが絞り。なんと無段階絞り。
指標はありはすれどもカメラのダイヤルで滑らかに絞られるその感触は、す、ご、い。
フードはもちろん、フィルターも金属製のバヨネット、しかもしかもケースは革製だよーー。
まさしく昔の職人魂が息づいてる。
こういうものは、何年経ってもいいもんだよね。。
昔のものだからいいんじゃない、こだわりぬいて作ったから、その心にうたれるんだろうね。
写真は機材ではないといわれるけど、こういうカメラだからこそ、辿り着ける写真ってあるんだな。
気持ちがおだやかになれる、心の声に敏感になれる、今の時代のカメラでは到底かなわない秘めたる性能を持っている。
僕はこの方のせいで、見てはいけない世界を知ってしまった。
いまさらながら痛感しています。
”新しいものが欲しいうちはまだまし。古いものの味を知ったら、泥沼だよ”
もう引きずりこまれてます。。

今日の写真はこないだの蒲郡港に来た帆船”あこがれ”の写真。
やっぱり、去年の日本丸と同様、この構図が一番生えるよね。あー芸が無い。。