yanma流。。

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さあ、今日は9時前に帰れたので、ゆっくりこれを書いてます。
以前からあった、いろいろな質問に関して、ちょっと思ったことを書いておきます。

PLフィルターについて、
これは、コントラストを高める為に風景撮影ではよく使われる、風景専門のプロの先生方にも全てのレンズに常時付けている方もいるくらいだよね。
もちろん僕も大きさ別に4枚ほど持っている。でも、ほとんど使わない。
なぜか?
よーく考えて欲しい、コントラストを高める為に使うんであって、決して風景撮影だから使うというものではない。
もちろん付けて撮影したって間違いではない。基本的に趣味の写真でやってはいけないことなんてないんだから。問題なのは、自分の撮ろうと思った写真に必要かどうかという事だよね。
コントラストを高めたい時には、迷わず使うべきだと思う。
でも、僕の写真にはほとんど必要ない。
特に春の時期にはまず使わない。
だって、桜風景とかって、多少かすんでいた方が春らしいじゃない。儚さを演出するのにコントラスト強調するのは僕の写真じゃないからね。
逆に、ソフトフィルターなんか使っちゃったりするくらいだもん。
もし使うなら、若葉の力強さを表現したい時かなー。

道具って何でも使えばいいってもんじゃない、目的にあっているかどうかが、重要だと思うんだ。
といっても、そこに辿り着くには、それなりに失敗しているから言えること。
ここで偉そうに写真のことを書いてはいるけど、失敗した数がそれだけみんなより多いということなんだよね。


マクロレンズについて、
これは、よく聞かれる。確かに便利ではあると思う。
でも、それほど必要性を感じない。
花を撮影する人には、必需品のように言われているけど、僕の写真でマクロレンズ使ったものは、去年のJAPA展で出した写真くらい。
あれは、初めからあの写真を撮りたくて、中古のレンズを取り寄せたんだけどね。
でも、それ以外にはほとんど使っていない。
ここのブログで載せた写真でマクロレンズで撮影したものは2,3枚くらいしか載せてないしね。
ちょっと寄りたいなーって思ったら、クローズアップフィルター付ければ、たいてい事足りちゃうんだ。
それに、WELLさんは気が付いていると思うんだけど、マクロレンズよりも寄れる広角レンズのほうがはるかに面白い。
被写体に数センチまで寄れる迫力はマクロレンズでは味わえないんだよね。
実は僕の写真、50mmと14mmがほとんどだったりするんだ。

なぜマクロレンズがそれほどいいように言われるか、
それは、みんな最初に暗いズームレンズを持っていて、新たに買い足すことの多い100mmクラスのマクロレンズで撮影した写真がすっごい上手く写せてるからだと思うんだ。
マクロレンズとはいえ、単焦点、F2.8の明るいレンズがもたらしてくれる世界はやっぱり暗いズームレンズとは違うんだよね。
浅い被写界深度で被写体が浮き立ち、シャッタースピードも上がるからぶれにくい。
決して、マクロレンズだからというわけじゃない、これが単焦点レンズの利点なんだ。

で、タムロンマクロレンズについてついでに、、
確かに、ボケ味については一番いいと言われる、でも大差ないというのが本音。
むしろ、コンパクトさと軽さが魅力だと思う。
キヤノンニコンは超音波モーターを使っている、純正レンズがいいし、ミノルタは絞り形状もよくて描写が抜群のこれまた純正レンズがいいと僕は思うな。

長くなったので、後は、また時間のあるときに。。