またまた続き。。

イメージ 1

下山中に足を脱臼した後、とりあえず骨が大丈夫か確認してみる、、、よし、大丈夫、、、、だろう。。
なぜか足を伸ばしている間はなんともない。
足を曲げて踏ん張ると、うっとくるんだ、という事は間接がいっちゃったかな?
とにかく、荷物を下ろし土手にもたれる。あー星空が綺麗だ、、でも、以前登ってみた時よりも、星少ないなー。満月に近いからかな?
以前登った時は、それはもう、空を埋め尽くさんばかりの星が見えて、人工衛星ですら、よく見えたのにな。
ようし、休憩も兼ねて撮影しよう。
ザックから、マミヤ7兇鮗茲蟒个靴気に入りの43mmを付ける。
そして、おもむろに、土手にぎゅうーーと押し付ける。
三脚無いから、ここは一つ広角でやまかん構図で勝負だ。
そっと、レリーズのボタンを押し、カメラの脇に横たわる。
頂上と違って、8合目まで降りてくると寒さが全然違う。
風も、秋の冷たい風程度で気持ちいい!
これ位の寒さならいいぞ。
朝までまだだいぶ時間があるから、ここで少し眠っていこう。
、、、、、、、、
一時間も寝ただろうか、足を確認してみる、、、、おっいいぞ、痛みが落ち着いた。
さすが俺の治癒力。
それにしても、だれも通らんなー。
やっぱり、夜中に下山するのは危険だよな。
頭に付けたライトも、急斜面の下りだと遠くて、よく見えんし、勢い付けて降りちゃうから、危ないよな。
今度登る事があれば、絶対夜に下山するのはやめよう。。

だいぶ調子のよくなった足を引きずり、ゆっくりゆっくり下山する。
さあついに砂走りだぞ。。
真っ暗な中、恐る恐る足を出す。。。おっいいぞ、砂がクッションになって、左足の痛みが少ない。
よかったー。ある意味、須走り口で助かった。。
砂走りももう終ろうとしたとき、辺りが明るくなった。
おっ、待ちに待った御来光だ。
雲の中からゆっくり登ってくる朝日を拝みつつ、カメラを構えシャッターを切る。
何度見ても気持ちがいいもんだ。
この感動は、写真じゃあ絶対こえられない。この空気を直に感じて見る朝日は最高だね!!

ということで、今日の写真は砂走りの下山道。とはいっても、ほとんど降りきったところだけどね。
夜にこの砂走りを見ると、地獄までつながっているんじゃないかって感じですよー。