記事によって。。

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昨日お答えした面白い質問について、少しお話します。。
質問の内容は、

色々な本を見て勉強しているのですが、絞りについて書かれていることが本によってまちまちで、分かりません。

ということでした。
詳しく聞いたところ、背景をぼかしたい時に、ある本では、絞りを小さくすると書いてあり、ある本では絞りを開けると書かれているそうで、いったいどちらが正しいのか分からないとのこと。

僕はこのことを聞いてなるほどなーって思いました。
ある意味どちらも正解なんです。
ただし、
絞りを小さくする と書かれている方の、正しくは
絞り値を小さくする と言う事だと思う。

絞りの値を小さくすることと、絞りを開けるということは同じなんですよね。

これはね、本来なら自分で試せばすぐに判ることなんだけど、最近皆さんが持っているレンズはF値が5.6くらいのズームレンズばかりだから、変化がわかりにくいんですよね。
と言う事で、今日は絞りが分かるように、僕の愛用のレンズを撮影してみました。
レンズの中の黒い幕(丸くなってる)を見てくださいね。
一番上の写真が F1.4
その下が    F2.8
そのまたしたが F5.6
です。
絞りの値が小さいほど絞りが開いてるのがわかりますでしょうか?
最後の写真は絞りリングです。僕の使っているレンズは、マニュアル専用のレンズなので、このリングを直接動かして、絞りを決めています。最近のレンズは電磁絞りなので、付いていませんが、、、

ズームレンズは画角が大きく調整出来るけど、僕の使う単焦点レンズは画角が固定されている分、絞りによって、ボケをコントロールできるんです。
大口径といわれるF2.8のズームレンズでさえ、僕にとっては暗いなーって言ってる訳が分かるかな。
こんなに大きさが違うんですよーー。

ちなみにこのレンズはニコンAiニッコール50/1.2でーす。
このブログに載せているデジタル画像のほとんどはこのレンズによるものです。