今年を最後に、、、

イメージ 1

僕が名古屋国際女子マラソンを撮影しだしたのは、カメラを買った翌年の2001から、、、
あの頃は、ただただ走っている所を撮影していた。
でも、写真をやっているうち、面白いと感じたのはゴールした後の選手達。
一緒に走ってきた選手達と握手したり、友達の選手がゴールするまで待っていて、抱き合ったり。
ゴール周辺で語り合う姿や喜び合う姿がいいなーと感じた。
でもでも、ここ数年レベルが上がってきてトップアスリートが増えてきたからか、国際大会の自覚が出てきたのか、マナーが良くなって、みんな走り終わると、そそくさと控え室に戻っていく、、、、
なんかタイミング悪いナーーー。
もっと早く気付けばよかったなー、昔は走っている所だけがスポーツ写真だと思っていたから、見てはいたけどひたすらゴールする瞬間しか撮ってなかったもんな。。
今年、ゴールした後、選手同士で握手したのは1組だけでした。

それにしても、報道はともかく、一般の見学者の人たちって、結構冷たい。。
トップ集団がゴールすると、そそくさと帰っていく。
今回の場合はQちゃんを境目に8割がたの観客が帰りだす。
まだまだ、選手達が続々ゴールしてくるというのに、、、
僕はマラソンやってきたわけではない、むしろ大嫌いで、いつも後ろで友人と話しながら歩いていた人間だから、人に言えるすじあいではないかもしれない。
でも、僕はファインダー越しに選手達の息づかいを感じている。
ゴール直後に倒れこむ選手。
意識がもうろうとしながら、必死にゴールを目指す選手。
見た目はボロボロだけど、僕にはそういった選手も輝いて見える。

でも、これで名古屋国際を撮影するのは最後にしようかなと思う。
来年になったらまた気が変わるかも知れないけど、昔のようなもうすこし和気藹々とした感じの方が僕は良かったな。