ポーズ集??

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ここんとこ、仕事の方が忙しくて、ブログをさぼりがち、、、
いまだに僕がぎっくり腰で休んだ分が取り返せないんだよーーーーーー。。
昨日も残業5時間やってヘロヘロで、今日は動く気がしなかった。。

それにさ、こないだもちょっと書いたけど、ぎっくり腰で寝ている時に読んだ小説の続きを時間があれば読んでたりして、、、

何を読んでるかって??んー実はね歳に似合わず、子供っぽいもので、、、
20年近く前に出されたフォーチュンクエストのシリーズとその後に出されたデュアンサークっていう、いわばロールプレイングゲームの世界を小説にした冒険活劇。

当時はさ、なかなか続編が発売されなくて、読む気がうせてたりして、ずーーーっと、ほっぽってあってけど、さすがに20年も経てば、古本屋にシリーズがごそっとそろってて、買って来ちゃったんだよね。
これがまた読み出すと止まらなくてさ、、それに腰がまだ本調子じゃない所に持ってきて仕事で無理してるから、あんまり動きたくなくてさ、ここんとこ写真は全く撮ってないんだよね。。

でも、今日はゼミの日だから、夕方になって、やっと着替えて向かったんだ。
でさ、ゼミの中で、話がポートレートになったんだけど、そこで先生が古い本を4冊ほど出してきて見せてくれたんだ。
その本はなんと昭和49年に発売されたもので、ポートレートのポーズ集と書いてあった。
それぞれ暑さ1cmくらいあって、色々なカメラマンが撮影した女性の写真が載っていた。
その中には詫間先生が撮影した写真もたくさん載っていて、屋外、スタジオを問わず、ヌードまであった。
で、今日はみんなでそれを見ながら、わいわいやっていたんだ。。

でもね、こういっちゃあなんだけど、僕はいままでそんな勉強した事ないし、ポーズ集の本と言われたって、さほど参考になるとは思えない。
だってさ、ポーズって、その時の女性とのコミュニケーションで作っていくものだと思うんだ。
やっぱり、人それぞれ、いや、その時々によってもポーズはちがうと思うんだ。

僕は、外での撮影しかやらないからかも知れないけど、イメージはその時々の直感でイメージする。
その時、その場所で、その服で、この性格ならこんな感じで撮りたいって、
行き当たりばったりと言えば、そうなんだけど、、、でもね、違う女の子に毎回同じポーズさせるか?
違う場所なのに、ポーズは同じ?
晴れてても、雨が降っても??

やっぱりさ、僕はその時の雰囲気を写しとめるのが好きなんだ。
雨が降ってれば、軒下で、ちょっと上を見上げてもらって雨を感じてもらったり、憂鬱にうつむいてもらったり、遊園地行けばはしゃいでる姿を撮りたいし、街角ではバックショットでちょっと振り返ったとこなんていいし、

よく分からん、写真集でしか見ない奇妙なポーズに僕はあんまし興味がない。
ある意味、奇妙なポーズの方が女性をよく観察して撮っているといえるのだろうが、それはやはり僕の写真ではないんだよね。

僕は風のように、その時その場所で感じた姿を撮って行きたい。

これはポートレートに限らず、風景やスポーツでもおんなじだと思う。
感じたままに、
これが、これこそが、僕の写真の原点なんだと。