作例が悪いけど、、、

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先日のフォトスポットでお話した、露出補正について、、

先生はよく露出を自分で補正する事を言うけど、
僕の考えをここでお話します。。

初心者に露出補正のことをとやかく言っても、難しいと思う。
第一、自分で露出計で測るならまだしも、カメラの導き出す露出に対しての補正なんて、僕でさえ無理。
では、どうしているか。

僕が撮影する時のシャッター音を聞いている人は多いと思うけど、いつも連写で撮ってるんだ。
それは、AEB(段階露出)といって、シャッターを切るたびに、違った露出で撮影する機能。
だから、いくら連写と言っても、全部違う写真なんだよね。

プロからしてみれば、無駄な事かもしれない。

でもね、、ここからが大事。
露出を補正しようと思ったら、どちらにどれだけ補正すればいいのか判らなければ、使えないじゃない。

だから、いつも、どんなものでも-1、0、+1で撮る。

たとえ、人に無駄と言われようが、こういった経験の積み重ねが大事だと思う。
そうする事で、こういう時はマイナス補正すればいいとか、こういう時はプラス補正すればいいというのが見えてくる。

これに慣れて来ると、第二段階。
撮ろうと思った時に補正する方向がわかるから、今度は、補正がマイナスだなと思ったら-2、-1.5、-1と補正幅を少なくして、一番いい当たりを探す。
プラスだなと思ったら、思い切って0、+1、+2と補正してみる。

そして夜景とかは、まず-1.5、0、+1.5と間隔を大胆に空けてとってみて、自分の気に入った方向(+か-)に大きくふってみる。


僕はさ、リバーサルフィルムを見て写真をはじめたから、この露出に関しては、すごく苦労している。
だって、それまでの人生で12枚撮りのフィルムをとりきることすら出来なかった人間だから。
いきなりリバーサルフィルムからはじめたと言ってもいい。
初めの頃は3段階どころか5段階くらい、しかも1段とばしで-2、-1、0、+1、+2なんていう感じで撮影していた。
だから、月に30本はフィルムを使っていたけどそのほとんどが、真っ黒だったり、真っ白だったり。

でもね、そのおかげで、こういう時はこの辺に補正してとか、これを撮る時はこっちに補正してって言うのが、自分中でみについているんだ。

今はさ、みんなデジタルで、別にどれだけ失敗してもお金かかんないじゃない。
やっぱ、上手くなろうと思ったら、人よりたくさん撮らなきゃ。そして失敗を繰り返すことで、次は失敗しない方向に持っていこうとする、これが大事なんじゃないのかな。

ということで、判りにくいけど作例写真みたいなものをのっけときます。
-2と-0.7です。。
間に-1.3というのがありますが、わかりやすいように両側を載せます。
ちなみに僕はたいてい0.7刻みで撮影しています。。