僕の写真。

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なぜなの?

僕はいろんなとこに撮影に行く度、思うことがある。
今、どこへ行っても、カメラを持った人がいる。
そして、立派な一眼レフで撮影している人も増えている。
でもね、なぜ、そんな望遠レンズで撮るんだろう??

そんな思いをこめて、今日はこの写真にしときました。

遠くにあるから、大きく写したい?
建物だけを撮影したい?

今日の写真、階段を下りていく途中で、ふと見えた光景。
みんなは、石造りの階段を下を見ながら降りていく
そんな中、僕はゆっくり周りを見ながら、空気を感じながら降りていく。
そして、ふと立ち止まり撮影したのが今日の写真。

でもね、そんな僕を見て、後ろからやってきたごっつい望遠レンズを付けたカメラマンがやってきて、一緒に撮りだす。
そして、コンパクトカメラで撮りだす人も出ていた、それもレンズをめいっぱい繰り出して少しでも大きく写そうとがんばっている。
そして、口々に
暗いねー。
大きくならないね。
ブレちゃって上手く撮れない。
なんて声が聞こえる。

挙句の果てに、ごっつい望遠レンズを(といっても70-200だけど)付けた人はここじゃダメだとつぶやいて、降りていく。

なんで、遠くにあるものを大きく写そうとするの?
遠くにあるんだから、遠くにあるように写せばいいんじゃないの?
夕方なんだから、空の淡い色を出して、建物なんかシルエットでいいのに。

僕が風景撮影でも50mmの単焦点をメインに使うのは、その場所の空気感を感じたいから。
だから、どんなとこでも僕には撮影場所になるし、どんなとこでも楽しめる。
これが、僕の写真なんだよね。

単焦点は構図が難しいとか言われるけど、僕は構図の勉強なんてしたことないし、単焦点の50mmが難しいと感じたことは無いんだよね。
見えるままに撮ればいいじゃん。
感じるままに写せばいいじゃん。

重たいズームレンズを担いで、苦労して写すより。
軽い単焦点レンズで、空気を感じながら撮る方が、楽しいと思うけどな。