と言うことで、あと3つほどエピソードがありましたが、それはまたの機会にして、最後の目的地の話へ、、、
山道を入っていくと、駐車場の文字が、、、、
この先は進めません、
なんて書いてあるもんだから、とりあえず停めたんだ、、、
時間も遅く、もう日が沈みかけている時間だから、すいてるなーーなんて思っていたんだけど、、、
車を降りて、登って見れば、、、
駐車場あるじゃん。。しかもお土産屋さん？まであるし、、、
ま、初めてだからしょうがない。
次回はここまで乗ってこよう！
でね、、そのお土産や？からさきへは何処から行くんだろ？？って迷っていたら、、、三脚担いだ、おじいさんが歩いてきた、、、
あっもしかして、桜のとこ行かれます？
じゃあ、ついていこう！
初めてなんで助かります。。
あれっ。その三脚ハスキーじゃないですか！
と言うことは、そのリュックの中身は中判でしょうか？
はは、まぁそんなところだ。
よく見れば、りっぱな髭を生やしたかなりのお歳のようなのに、おっきなリュック背負って、三脚もハスキーときたら、、、素人じゃあないよね。。
聞けば、東京からこられて、先週の金曜日も来たんだそうな。。
へーーそんなにすごい桜なんだ。。
僕、今日初めてだから、軽装できました。
でね、、いろいろ話しながら、目的の桜へ、、、
もう日も山の陰にはいり、薄暗い。
そんな頃なのに、、、
桜の手前には撮影用のスペースが設けられてあり、そこにはすでにカメラマンがずらりと三脚を並べていた。。
えっえっこんな時間に撮ってるひといるんだ。。
？？？だれも、シャッター押してないし、、、？？
あっよく見れば、桜の隣に結構な規模のライトが、、、
ライトアップがあるのね。。
それでこの人か、、、、
で、とりあえず僕も持ってきた三脚を立てるべく、、、、大きな三脚を立てている人の下のスペースに邪魔にならないように入り込んだ。
だって、ここが一番よさそうだもん。。
で、とりあえず三脚だけ置いといて、手持ちでそこらじゅうからパシャパシャ撮っていたんだけどね。
ちょうど、カメラマンが2人座り込んで話しているから、それをアクセントに撮る。。
” 語らい ”
そんなタイトルかな。
こういう写真は誰も撮らないだろうな。。
この後に、一人のカメラマンが田んぼの邪魔なものを取っていたけど、、
それを入れて撮影しているのも僕だけだった。
ここにいる人達は、なんていうのかな、人のいない風景しか撮らないのかなーー。。
ま、ほとんどはそうだろうけどさ。。
でも、田んぼだよ。
田んぼって人工物だから自然風景では決してないし、
人がいてもおかしくないじゃん。
いや、むしろ人いたほうがいいと僕は思うのに。。
きっと、周りの人達は僕の事を、素人が変なもの撮ってるなくらいに思うんだろうな。。
で、日もどっぷり暮れて暗くなってきた。。
そのとき僕が一言。。
この薄暗い時に付けてくれないとライトで桜とんじゃいません？
桜白いしさ、、、今のうちから弱い光で当ててくれた方がいいのに。。
だれも、聞いちゃあいないし、、、
でさ、完全に暗くなって、やっとライトが付き出した、、、、それも強力な、、、
ははは、やっぱ、完全に明るすぎ、、、
周りでデジタルで撮影しいた人達も、やっと、気がついたみたいだ。。
思い思いに舌打ちや、ダメだ！の声が聞こえる。
肉眼で見る分にはとっても幻想的で綺麗なんだけどな。
写真にしようと思うと、結構難しい。
みんな早々に引き上げていった。。
僕も、ある程度撮ってあきらめました。。
明日仕事だし、、ここからだと、帰るのに2時間半はかかるもんね。
真っ暗な山道を、一人てくてくと引き返しました。。
