リバーサルフィルムのテスト

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今日は時間があるので、フィルムのお話です。
リバーサルフィルムを使う際、まず決めなければいけないのがフィルム。
このフィルムの選択で、同じものの撮影でもどのように露出を与えるか変わってしまう。
そこで今日の写真。
最初はフォルティア
このフィルムは彩度が高く、僕の適正露出は一番アンダーなもの。
もちろん見た目とは全く違うけど、くらい池に真っ赤な睡蓮が印象的です。
逆に露出を普通に与えたものは葉っぱがプラスチックみたいで僕の好みではありません。
次はベルビア100F。
これの適正露出は、ちょっとアンダーなもの。
フォルティアと違い、見た目に近いですが印象的で睡蓮の写真としては、これが一番好き。
最後がプロビア100F。
これが一番見た目に近い印象。
実効感度もベルビア100Fよりわずかにあるようで、手持ち撮影ではシャッタースピードが稼げるから使いやすいフィルム。
ほんとは後、ベルビア50、ベルビア100、アスティア100F、コダックE100SWなんかも同じようにテストしたのですが、風景撮影なら、ベルビア100とプロビアの違いを少し感じてもらえればと思ってこの2点と比較用にフォルティアを入れました。
僕は花のアップには、アスティア
花風景には、プロビアやベルビアを使います。
これは、僕の写真の枠にフィルムの銘柄が出ているので、そこら辺も見てもらえると分かると思います。
同じものを撮るにも、フィルムで適正露出が違ってくることも、知っておくと便利で面白いですよ。

さて、これらは普通のレンズの場合。
昨日の方のようにハッセルを使いたいというのであれば、アスティアは禁物です。
ベルビア、プロビアを軸に使っていったほうがいいでしょう。
僕の経験から、ハッセルのツアイスレンズとアスティアはミスマッチです。
逆にベルビアはさらにコクのある発色をしてくれるし、プロビアも空気が写るといわれるくらい、素晴しいです。
昨日のプリントで、正方形の写真がハッセルのものですが、違いを感じてもらえたでしょうか?
同じツアイスでも、コンタックスのツアイスとは別物です。

とはいえ、まずは使ってみないと始まりません。
まずは+-1段ずつ段階露出して、こういうものには、アンダーがいい、ああいうものにはオーバーがいいということを感じ取る事です。
さあ!みんなでフィルムを使いましょう!