考えないのかな??

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昨日、出勤する前に、いつものカメラ屋さんに寄って、ちょっとカメラのお話をしていた。

周りをぼかすにはどうしたらいいか?と言うことを、お客さんに聞かれて困ったそうだ。

それなら、出来るだけ望遠にして、近寄って撮ればぼけることはぼけるけど、、、

でも、お客さんが持ってきたカメラはレンズ一体型の一眼レフ風のカメラだそうだ。
俗にいう、ネオ一眼っていうやつ。
判っている人は、思うけど、そういったカメラで周りをぼかそうとするのがそもそもの間違い。
さっきも書いたように、望遠にして近づくとか、マクロモードにするとかいう、手法もなくはない。
でもね、そういったネオ一眼とか、コンパクトカメラってさ、手前から置くまでピントが合いやすいのが売りなんだから。
周りをぼかしたいなら、ちゃんとした一眼レフで明るいレンズを買うべきなんだよね。

なぜ、ズームレンズがあるのに、交換レンズが他にたくさんあって、しかも高価なものがあるのか、考えないのかな?

軽自動車乗って、高速道路を時速100キロだしてゆったり運転するのにはどうしたらいいと聞かれているようなもの。
デザートナイフでキャベツを刻みたいとか、刺身を綺麗にひきたいとか、、
片手なべで、パラパラのチャーハン作りたいとか、、
ボールペンで筆のような文字を書きたいとか、、、
ノートパソコンで3Dグラフィックバリバリのゲームをしたいとか、、
Tシャツで寒い冬を乗り切りたいとか、、

例えはいろいろあるけどさ、
どんなものだって、万能じゃないんだから。
道具ってさ、それに合った使い方をしなきゃね。
安いものが悪いと言っているんじゃない。
安いものにはそれに向いた使い方があるんだと言うこと。

僕が使う単焦点レンズはズームできないけど、ぼかしやすいし、明るいし、丈夫だし、コンパクト。
逆に、手前から奥までピントを合わせるのには辛いんだよね。

と言うことで、今日の写真は50mmならではというか、こういう撮影は50mmが有利だというものにしてみました。
暗いところでの印象的なスナップは圧倒的に明るい単焦点が有利なんだー。