三脚の選び方。

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最近僕の所にくる質問で多いのが、三脚の選び方。
でも、三脚だってレンズと同様で、用途で選び方が全然違うんだよね。
主にどんな写真を撮るのか?
どんな機材を中心に使うのか?
三脚主体の撮影なのか、手持ち中心で三脚はとりあえずなのか?

僕は今現在三脚は手持ちで3本。注文したけど、入荷してないのが1本ある。
ベルボンのカーボン三脚カルマーニュ530。これはとにかく軽い。手持ち中心で三脚いるかなーっていうときに肩に下げていくもの。
べルボンのマーク7G。これはとにかく重い。でも安定感は抜群。フジのGX680や600/4を乗せるときに使っている。
マンフロットの458B。これは最高の三脚だと思ったんだけど、、、、600/4付けたら壊れてしまって修理中だったりする。
結局、このマンフロット458Bとベルボンのカーボン三脚の代わりに注文しているのがマンフロットの550プロ。
アルミだけど比較的軽くて、レバーロックで使いやすそうなんだよね。
レバーロックって締め付け部が経年変化で緩んできても、締め付けられないという、重大な欠点を持っているんだけど、、、。
やっぱり便利だから一本使ってみようかと。

でもこの三脚を選んだ決定的な特徴があります。
1、カーボンではない事。
2、センターポールの連結方法がしっかりしている。
3、センターポールの横指しができること。

1のカーボンではない事について、、、僕はローアングル撮影撮影時にスリックのクランプヘッドを使うのですが、これをカーボン三脚に付けると、カーボンが割れる恐れが大きい。

2のセンターポールの連結方法というか、分割方法というのかな?
スリックやハクバ等の三脚はローアングルにする時にセンターポールを抜いて、短いのに交換しなければいけないため、非常に面倒。
ベルボンはねじですぐに分割できるのはいいんだけど、この連結部分が凄く緩みやすい。またねじ部がもろくバカになりやすいというか、もうなってしまっている。
この点については、マンフロットは非常によくできている。

3の横指しについては、驚きの機能。
低い花などのクローズアップをしたい時、ローアングルにすると、三脚の脚が邪魔をして被写体から脚の分だけ遠ざかってしまうんだけど、センターポールを横指しにすることで、前に出せるんだよね。
簡易的ではあるけど、マクロスライダーの代わりにもなる。

僕は中型の550プロを選んだけど、おそらくたいていの方は、この一つしたの190プロがいいんじゃないかと思う。
マンフロットって、ほとんどのアマチュアカメラマンは知らないと思う。そこがまたいいんだよね。