油まみれ。。

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昨日は、再び機械故障。

こんどは、上型クランパーのパスカルポンプから、すさまじいばかりの異音が、、、

あわてて、音のするほうへ駆けつけてみれば、、、

音とともに、オイルゲージがものすごい勢いで減っている。

そして、、、0になったやいなや、パスカルポンプが爆音に

やっべーー。。

僕の身長でも届かない位置にあるユニットのところまで、よじ登り、大急ぎでバルブを閉める。

はぁ、ひとまず音は収まった。

でだ、、、、、、どこから漏れたかが問題だ!

機械の裏側を点検してしたら、、一箇所油溜りが、、、ここだな、、、上を見る。。

真っ暗け。。

私物である、マグライトを持ち出し、照らしてみる。

うーーん。。。さっぱり。。そりゃあね、3階建ての一軒屋ほどもある機械の上のほうじゃあ、、たとえ見えたとしても、、、


ここであきらめて、保全(修理屋)に依頼。

でも、、、みなさん出払っていて、、誰もいないし、掲示板には修理依頼の用紙がいっぱい張られてる。

こりゃあ、すぐには無理だな。。

ほんとはさ、、最優先で直して欲しいんだけど、、、

だってね、、後工程の機械修理したところで、僕のとこで部品作ってなきゃ結局やれないんだからさ。。

なんてぼやきつつも、、、

現場へ戻って、機械をばらし始める。

隅っこのはしごからカバーを外して行き、足をかけるところを作って行く。

上から、ぶら下げたワイヤーを支えにしながら、片手のマグライトで照らし機械の点検をする。。

足場が不安定な上、巨大で暗い機械の中、、、どこから漏れてるかなんてわかりゃあしない。

いったん降りて、先ほどのオイルゲージを満タンにして、再び爆音のするポンプを動かす。

ズババッバババババババババ!!!!!!!!!!


大急ぎで機械によじ登り、もれるところを探して行く、

何本も太いホースが束ねられてるところから、どんどん油がしたっていく。

ここだな、、、でもどれだ?ホースをかき分けたそのとき、勢いよく油が顔に飛び散ってくる。。

あっ!!!!

でも、足場が不安定な上、片手のワイヤーでなんとかバランスを保って、もう片手ではマグライトを持っていては、顔に飛び散る油をふき取るどころか防ぐこともできず、、、

油まみれになりながら、漏れてるホースを確認する。


よし、、これだ!!

確認できて、やっと、飛び散る油から身を引き、バルブを閉じる。

こんどは、スパナを2本持ち、再び機械に登る。。

足場が不安定で力の入れにくい状況の中、先ほどのホースをばらして行く。

外してみれば、、、やっぱり穴が開いている。。

ワイヤーを繊維状に織り込んだ、そうとう丈夫なホースなのに、、、


でも、幸いなことに、ジョイント部分から近いこともあって、ついていたホースの敗れたところを切って、少し短くなったけど、そのまま新しいジョイントを取り付ける。

よし!!

で、ホースを交換し終わったら、、、、

再び先ほどのポンプを動かす、、、、


ズババババババババババア、、、音はぜんぜん収まらない。。。


あっつ、、もしかして、、エアーかんだから??

ユニット確認したら、エアー抜きのボルトがついていた。

ちょいちょいと緩めると、、、、、、スポッ。。。ブシュウ!!!!!再び勢いよく油が噴出す。

あらららららら。。。

さすがの僕もあわてて、指で押さえて、勢いよくふっとんで行ったボルトを探し、つめなおす。。

ははは、、抜くつもりじゃなかったけど、、、、失敗した。。

でも、エアーは完全に抜けて、、ポンプも音がしなくなった。。

はぁ。。。。

なんとか直った。。。


後は、、、、この油まみれの床と、機械。。そして、、僕。。

さらに、、、遅れた仕事が、、、、

はぁーーーーーー。。