質問と、その他もろもろカメラのことで聞かれたことや、やっておいて欲しいことがあるので書いておきます。
まず、RAWとJPEGについて、、
最近デジタル一眼レフを持つ人増えて、JPEGは判ってもRAWがわかんないという人多いので、、、
ずっと、以前にもブログで書きましたが、もう一度判りやすく説明しておきます。
画像の記録方式なのですが、、、
まずJPEGね。
これが、基本的に画像データそのもの。
一般に写真のデータとよばれるもの。
で、問題はRAWってやつね。
先に一言行っておきます。
えーーと、、これから説明するのは、考え方みたいなもので、実際は複雑なものです。
説明するのに、というか、僕もどういうプログラムなのかは知らないんです。
で、RAWですが、これ、料理で言うレシピと材料が記録されていると思ってください。
JPEGは既に出来上がった料理。
RAWは材料とレシピに手軽に見られる見本が付いている、と。
JPEGもRAWも画像処理は出来ますよね。
でも、JPEGはさっきも書いたように既に出来上がった料理に調味料で味付けすることしか出来ない。
でも、RAWっていうのは、まだ料理になってないんです。
料理人が材料とレシピを見て、料理を作ります、これが色んなメーカーから出ているソフトウェアだと思ってください。
まだ、出来上がっていない段階なので、味付けや火の入れ具合なんかも途中で調整ができる。
そして、、、まだ見ぬ料理人(今後出てくるソフトウェア)がもっと美味しく作る事だって出来る。
ま、JPEGだって、美味しいソースや新しい味のタレで味付けは変えることは出来るんだけどね。
今の段階では、まだまだRAWデータの方が、画像調整の幅が大きく有利です。
ただ、専用ソフトで現像処理がいるのと、データのサイズが大きいことがネックですけどね。
こんな感じで理解しておいてください。
で、、、もうひとつ焦点距離のお話、、、
レンズに書いてある数字の事ね。。
ビデオも同じなんだけど、、何倍ズームとかっていう奴。
これ、倍率が大きいほど望遠だと思っている人が意外に多いんだけど、、、
僕らからすと、逆に困る。
というのも、何倍って、、、元の数値からの倍率であって、その基準値がバラバラなんです。
実際のレンズで説明します。
18-55 (約3倍)
55-200 (約3.6倍)
18-200 (約11倍)
14 (1倍)
50 (1倍)
200 (1倍)
300 (1倍)
さて、この中で、一番望遠なのは?
倍率で言ったら、11倍の18-200 なんだけど、なんと、1倍の300ってのが一番望遠。
18-55と18-200だけで比べたら、もちろん18-200の方が望遠なのはわかるでしょ。
それは、基準である広角側の数値が18で同じだから。
同じ10倍でも、1の10倍と、2の10倍では違うでしょ。
倍率って、あくまでも基準差であって、絶対値ではない。
で、それを踏まえて、焦点距離だけど、、
これ単純に、指で輪っかを作って、目で覗いてください。
目から離れた指の距離がそのまま焦点距離だと思って覗いてください。
数字が小さい(指が近い)時は広い範囲が見えます。
数字が大きい(指が遠い)時は、狭い範囲(望遠)に見えます。
難しい説明は僕でも理解できません。でもこんな感じで理解しておけば、大丈夫かな。
さて、、もう二つ質問があったのですがこれはまたの機会に、一つずつ。
で、、今日はこれにもう一つ付け加えて起きます。
こないだ僕が買った梅本製作所の自由雲台を買ったという人がいるんだけど、、
がっちり感が弱いって、、、
これ、ボール部のグリスを軽く拭き取ってくださいね。
グリスって、付きすぎてもいいことないんで、、、
ある程度拭き取ってやると、グリップ力もスムーズさもぜんぜんよくなります。
さて、さて今日の写真は、飛騨の里でのスナップ。
紅葉もいいけど、落葉もまたいい味出してるよね。