さて、、さっきの続き、、、、というか、、、途中の目的地ね、、
忘れないうちに、書いておきたいので、更新します。。
実は、、、京都美術館にゴッホの作品を見に行ってきました。
僕的には、さして興味なかったんだけど、、、
連れて行くと約束していたんでね、、、
なんだかんだで、結構ギリギリで入館して、受付でイヤホンで聞く解説も借りる。
ゴールデンウィーク中だけあって、遅い時間でも人だらけ、、、
最初の絵を拝むまで、結構時間かかった。。
さて、、、ここから、、、
これは僕個人の感想というか、所管というか、、感じたことを書きます。
最初にあった3枚の絵。
初期の作品で暗いイメージで、描かれたという。解説では、売れる絵を描くために以後明るいタッチに変更していったとあったけど、、、
僕は、全体を見た中で、この3枚の中にあった 秋の夕暮れの風景 という作品には心惹かれた。
たしかに暗いイメージではあるけど、、、木立の向こうに見える夕焼けの色を印象的に出すには、この暗いイメージはいいんじゃないか?
そのすぐ後の、花瓶という作品。
この作品の中にある一輪の 白いバラ
僕は、この白薔薇のために、真っ黒な背景と、くすんで見えるほかの花があるんじゃないのかと、、、
ゴッホは、花瓶全体を描きながら、実は、この一輪の薔薇を見せたかったんじゃないのかと、、僕にはそんな風に見えた。
ま、、、僕の感性なんて当てにならないけどね、、、
あと、全体で言えば、、、点描画?短く太い線で描かれた、力強いタッチの絵が好きだな。
実際には見えない色を使いながら、離れてみた時には、独特の雰囲気を醸し出す。
写真ではない、絵であるが上の表現だよね。。
でさ、、ふと、写真の歴史を確認してみた、、、
この頃、、、写真が世間に広まり始めた時期でもあるのね。。
実際、ゴッホが写真に出会ったのかは、わからないけど、、、
もしかしたら、写真みたいな見た目どおりの絵を目指すのではなくて、写真では表現できない、絵としての表現を模索してたどり着いた手法なのかななんて、、、
初めて、本物の油絵っていうのを見たんだけど、、、
やっぱり、、力強く厚塗りされたタッチの絵って、いいね。。
少し角度を変えただけで、色が変化していく。
複写されたパネルでは、これは表現できないもん。
やっぱりさ、、名画に限らず、絵っていうのはさ、実物を見ないとダメだよね。。
写真で見るんじゃ、ほとんど伝わらないよ。
自画像の短く太い線描画だって、すごく丁寧に色を乗せているのがわかる。
細かな線の左端に、丁寧に違う色の点を乗せているのよ。
真っ白な石膏を描いた物にしたって、影の部分の色に、様々な色を使ってるのも驚いたし。
見る前は、大して興味なかったけど、、、実際見てみて、かなり勉強になったなって、、
それと、、、僕自身が、写真をやっているがために、感じることもたくさんあったもん。
今日はさ、、、京都に行きながら、京都らしいことが一つもなかったけど、、、それでも僕にゴッホを見せてくれたことに、感謝!!!